元朝お護摩に込められた想い
松本ESテックでは、毎年新年を迎えるにあたり、成田山新勝寺の「元朝お護摩」を頂くことを恒例としています。一年の始まりという大切な節目に、自身の心を整え、新たな気持ちで仕事と向き合うための大切な習慣です。このコラムでは、毎年恒例としている元朝お護摩をはじめ、その舞台となる成田山新勝寺、そして年始に熊手を求める習慣に込めた想いについてご紹介します。
千年以上の歴史を持つ成田山新勝寺

成田山新勝寺は、千葉県成田市にある真言宗智山派の大本山で、千年以上にわたって人々の信仰を集めてきた由緒ある寺院です。本尊である不動明王は、困難に立ち向かう強さや、揺るがない心の象徴とされ、古くから厄除けや安全祈願、商売繁盛などの祈願が行われてきました。新年には日本有数の初詣参拝者数を誇り、全国各地から多くの人が訪れます。また、成田国際空港に近い立地から、近年では外国人参拝者の姿も多く見られ、日本の伝統文化に触れる場としても親しまれています。成田山新勝寺は、単なる観光地ではなく、人生や仕事の節目に心を整え、次の一歩を考える場所として、今も多くの人々に大切にされている存在です。
元朝お護摩が持つ意味
お護摩とは、護摩木を焚き、その火に祈りや決意を託す伝統的な法要です。お護摩の火は、日々の迷いや慢心、不要な執着を見つめ直し、心を整える象徴とされています。
特に「元朝お護摩」は、新しい年が始まる最初の節目に行われるものであり、一年の方向性を考える大切な機会とされています。松本ESテックにとって「元朝お護摩」は、何かを願う場というよりも、「どのような姿勢で一年を過ごすか」を静かに確認する時間です。ものづくりに向き合う姿勢、判断のあり方、安全や品質に対する意識、社員やお取引先様、地域社会への感謝。そうした基本を改めて胸に刻み、ぶれない軸を持って一年を歩み出すための、大切な区切りとなっています。
熊手に込められた「積み重ね」の想い

社長による年始の参拝時には、熊手を求めることも恒例となっています。熊手は、商売繁盛や福を「かき集める」縁起物として、古くから親しまれてきました。
この熊手には、「良いご縁や機会を大切にし、一つひとつ積み重ねていく」という意味が込められています。一度に大きな成果を求めるのではなく、目の前の仕事を丁寧に積み重ねていく。その姿勢は、製造業において欠かすことのできない考え方です。
安全、品質、信頼――いずれも一朝一夕に築けるものではありません。熊手に込められた意味は、松本ESテックが日々のものづくりで大切にしている価値観とも重なっています。
年始の行いを、日々の仕事へ
こうした「元朝お護摩」や、社長による参拝、熊手を求める年始の習慣は、松本ESテックにとって特別な行事であると同時に、日々の仕事につながる原点でもあります。忙しい日常の中でも、一度立ち止まり、自分たちの姿勢や立ち位置を見つめ直すこと。「誠実に仕事と向き合えているか」「安全や品質を最優先にできているか」を問い直すこと。毎年欠かさず続けているこの習慣には、そうした想いが込められています。
まとめ

いかがでしたか。このようにして頂いた「元朝お護摩」は、日々の業務が安全に行われ、ものづくりに携わる一人ひとりが誠実に仕事と向き合えるよう、年を通して各工場の神棚にお祀りしています。
年始のお参りの際に求めた熊手は、本社営業部に置かれ、多くのご縁に支えられて事業が成り立っていることを忘れず、一つひとつの仕事を大切に積み重ねていく――その想いを象徴する存在です。
社長が毎年続けている「元朝お護摩」や参拝、熊手を求めるという年始の行いは、単なる恒例行事ではなく、当社全体の仕事への姿勢につながっています。各工場と本社、それぞれの場所で想いを共有しながら、安全・品質・信頼を何よりも大切にし、日々のものづくりに取り組んでいます。
※本内容は、日本の伝統行事における一般的な考え方をもとに紹介しています。

