設立70周年記念式典・祝賀会レポート〜100年続く企業に〜
2025年、松本ESテック株式会社は設立70周年を迎えました。今年は6月に「設立70周年記念行事・鶴岡研修」を実施し、幕張、白井工場の社員が鶴岡で研修を行いました。11月に開催された「設立70周年記念式典・祝賀会」では、鶴岡工場の社員が千葉を訪れ、再び全社員が顔を合わせ、心温まる有意義な時を過ごすことができました。本コラムでは、11月20日に開催された「設立70周年記念式典・祝賀会」の様子をご紹介します。
社長挨拶 — 感謝の気持ちと私たちが目指し続けるもの
開会の言葉で式典が始まりました。社長から社員へのメッセージを、以下にお届けします。
本日はたくさんの皆さんにご参加いただきありがとうございます。設立70周年という節目の時を、皆さんと共に迎えられたことを大変うれしく思っています。78年前、戦後まもない1947年に先代の松本兼吉が東京の御徒町で「松本商店」を創業し、その8年後1955年に「有限会社松本商店」を設立しました。ですから今年は会社組織となって70年となります。改めてこの70年を振り返ると、順調な時もあれば、厳しい時期もありました。それでも歩みを止めず、会社がどんな時代も乗り越えられてきたのは、これまでの諸先輩方が築いてきた土台、そして今この場にいる皆さん一人ひとりの力のおかげです。その積み重ねが今日の70周年の節目に繋がりました。
まさに“継続は力なり”。この言葉を体現してきたのが、私たちの会社だと改めて強く感じています。まずはそのことに心から感謝を伝えたいと思います。そして、これから先の未来を作っていくのも、他の誰でもない“私たち自身”です。
時代が変わり、働き方も価値観も大きく変化する中で、私たちの会社がこれからも成長していくためにはチャレンジし続ける姿勢が欠かせません。しかし、その根本には“皆で守り、皆で育ててきた70年”という揺るがない土台があります。その目に見えない力は本当に大きいのです。だからこそ、これからの挑戦も必ず実を結ぶと確信しています。
私たちの会社という意識を持って、みんなで力を合わせて次の10年を迎えましょう。そして100年続く企業にしていきたいと思います。
さて、今日は鶴岡工場の皆さんも松本エクスプレスの皆さんも参加してくれています。この後の祝賀会では普段なかなか話す機会のない仲間とも交流して、おいしいお料理を食べて、飲んで、大いに笑ってみんなで楽しい時間を過ごしましょう。
最後になりますが、今日のこの日を迎えられたことに改めて深く感謝し、皆さんと皆さんのご家族の幸せと健康を祈念して私からの挨拶といたします。私たちの会社、71年目からの松本ESテックもみんなでさらに良い会社にしていきましょう。
祝電・お祝いのお品をありがとうございます
お取引先様から寄せられたお祝いのお言葉、お祝いのお品をご紹介しました。皆様のお心遣いとお言葉に、社員一同身が引き締まる思いがいたしました。改めて心より御礼を申し上げます。
表彰式
特別功労賞、永年勤続表彰、優良社員表彰、感謝表彰、特別賞（育MEN表彰含む）の各賞を授与しました。特別功労賞は勤続40年の社員へ、その功労に感謝する特別な表彰です。永年勤続表彰は勤続10年～30年の社員へ、優良社員表彰は各部門から推薦され、運営会議で承認された社員が対象となります。今年は特別功労賞1名、永年勤続20年5名、永年勤続10年3名、優良社員3名が表彰されました。
設立記念式典という事から2025年の表彰は、毎年実施する表彰の他に、「松本ESテックの製品の輸送に尽力して下さっている松本エクスプレスの皆さん」へ、感謝表彰がありました。さらに、「少子化の中、4人の子育てに奮闘中の社員、これから4人目が生まれる社員」へ特別表彰の「育Men表彰」を実施、たくさん食べて大きくなってね、の気持ちを込めて「こだわりの新米10キロ」が贈呈されました！！
美味しいお料理と温かい時間を過ごした祝賀会
乾杯の声を合図に、ホテルのご担当者の方がお祝いにご提供くださったスパークリングワインで、祝賀会がスタートです。祝賀会のお食事は、「お箸で気兼ねなく食事ができるように」との社長の考えから、和食をセレクトしました。前菜からスタートしたお食事は、季節の食材をふんだんに使用した、全11品、和のスイーツで締めくくられました。社員同士、ゆっくりと美味しいお食事と歓談を楽しむことができました。
各部門紹介 — 工程ごとのグループ紹介と自己紹介！
松本ESテックは、幕張工場、白井工場（白井第二工場）、そして鶴岡工場の3拠点、計4つの工場が稼働しています。これらの工場は連携しながらも、それぞれが別々に業務を行っているため、他の工場の社員と直接会う機会は多くありません。だからこそ、全社員が一堂に集まる設立記念式典・祝賀会は、とても大切で特別な時間です。この貴重な機会をより有意義なものにするため、周年行事の恒例である「各部門・グループの紹介と自己紹介」を行いました。各グループの代表者は、日ごろの業務内容やグループの雰囲気をわかりやすく紹介し、社員一人ひとりもマイクを手に、自己紹介をしました。趣味の話やちょっとしたエピソードを交えて話す姿もあり、会場は終始なごやかな空気に包まれていました。グループ紹介は自由な雰囲気の中で進み、時には年齢を披露して和やかな笑いが起きる場面も。こうした交流を通して、従業員同士の距離がぐっと近づく、心温まるひとときとなりました。
待ちに待ったくじ引き大会の時間です！
「くじ引き大会の時間です」のアナウンスが響き渡ると、会場内はワクワクと期待感に包まれました。受付でくじ引き用の半券を受け取り、手元でそっと温めながら、この瞬間を心待ちにしていた私たち。社長が進行役を務め、景品を一つ一つ紹介しながら、くじをひいていく様子に、会場の熱気は高まっていきます。社長自らがセレクトし準備した「お正月にはちょっと早いお餅」「高級海苔」「お気に入りのカレー」「かなり美味しいオレンジジュース」「お酒を飲めない人はごめんなさい、のビール」などが今回の景品です。
約半数の社員が当たったくじ引き大会。１等賞を獲得したLuckyな社員は、「育Men表彰」の社員でした！家族へのお土産が２つになり、ガッツポーズでプレゼンターから商品を受け取った社員は、祝福の声と、歓声に包まれる中、会場の仲間と喜びを分かち合っていました。おめでとうございます！
社長への感謝の気持ちを込めて
社員代表より、日ごろからの感謝の気持ちを込めて、花束を贈呈しました。社員代表を務めたのは昨年入社した最年少の我が社のHOPEです。祝賀会では率先してお手伝いを申し出てくれ、くじ引き大会のプレゼンターも務めてくれました。有難う！！！
集合写真 — 全員で記念撮影
楽しい時間はあっという間に過ぎるものです。三本締めで祝賀会がお開きとなり、最後に集合写真を撮影し、和やかで明るい雰囲気の中、式典は閉幕しました。
まとめ
いかがでしたか。10年に一度の行事ですが、この時を一緒に祝うことができた私たちはとても幸せであると、改めて感じました。次の10年も、その次の10年も、そして設立100周年も、全社員でお祝いができるよう、社員一同は、「必要とされる、100年続く企業」を目指し、これからも力強く、そして着実に進んでまいります。松本ESテックを支えてくださっている皆さま、この場をお借りし、改めて御礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
